犬の心臓弁膜症についてのお話

ダイス

私には子ども同然にかわいがっているワンコがいます。ミニチュアダックスフンドのダイス君です。年齢は13歳、犬としては高齢なほうですね。男の子です。

いつも季節の変わり目には調子を崩していたのですが、今から1年前の3月、急に容体が悪化しました。それまで興奮すると呼吸困難になっていたのですが、心臓が肥大してしまい、肺が圧迫され、血管から水分がでて、いわゆる肺水腫の状態になってしまったんです。なんとか薬でまぎらわせたり、酸素室に入れたり、入退院を繰り返したりという状況が6月まで続きました。

そして、6月。瀕死の状態で発作が止まらなくなりました。朝夜問わず。必死でネットで調べた結果、近所にこの病気の手術を扱う病院が見つかったんです。ここの病院の、「この病気は治る病気です」ということばと、同じ境遇にあるブロガーさんの言葉にあった「こんな苦しみで死なせたくない」、この2つの意見に私は共感して、手術を決意しました。

結果的には、今、めちゃくちゃ元気です。あのときの発作が嘘みたいです。このブログを通じて、少しでもこの病気に対する情報提供ができればと思い、書くことにしました。私は決して手術をするべきだとは言えません。それぞれのケースで状況や事情が異なるからです。ただ、私はやってよかったと思います。全く後悔はないです。私が決意したのは、苦しそうな息をしながら、ダイスの目が「生きたいよ」っていっていたから。また、これは飼い主のエゴなのですが、この苦しい症状でだらだらと過ごさせるのであれば、手術に懸けて、万が一手術がもとで亡くなったとしても、この病気で死なせることはしないでおこう、と決意しました。

・・・深刻に書いてしまいましたが、病気の経緯、治療にかかる費用、その後の経過などをお知らせし、同じ境遇の人にとって参考になればと思います。具体的内容を次回書きますね。

読んでくださってありがとうございます。

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