英語を使うお仕事を探すとき、必ずといっていいほど聞かれる資格が
「TOEIC」
たいていの企業が、TOEIC〇〇〇点以上、というような条件を設定していますよね。
私も仕事を得るために、TOEICを受け続けていますし、今後も受けることでしょう。
ですが、TOEICの点がハイスコア(たとえば800点以上、とか)だとしてもビジネスで問題なく英語が使えるかというと、そうとはいいきれないと思います。なぜかというと・・・
- 一般的TOEICではスピーキングやライティング能力がわからない
- TOEICのための勉強になってしまい、英語力を広く養えないことがある
- 高得点を取ってしまったがために自己過信におちいって勉強しなくなる
1. 一般的TOEICではスピーキングやライティング能力がわからない
厳密にいうとTOEICでSpeaking & Writingというカテゴリーがあるのですが、通常多くの人がListening & Readingというカテゴリーを利用しており、こちらではスピーキングテストはありません。企業が条件に挙げている点数も、このListening & Readingのことがほとんどでしょう。
2. TOEICのための勉強になってしまい、英語力を広く養えないことがある
TOEICの出題形式に特化した勉強のみをしていると、高得点を取るには有利です。でも語学能力として広く見ると、バランスよくスキルを上げられているかというと、ちょっと疑問です。
3. 高得点を取ってしまったがために自己過信におちいって勉強しなくなる
はい、これは私の失敗談です。勉強すればするほど、徐々に点数が上がっていくTOEIC。905点を取得したとき、900点を超えた、という変な過信から、「私、できる」というマインドに陥ってしまったんですね。ところがこれが
大失敗のもと
このあと、帰国子女の方々や海外で働いていた方々のいる職場に、(なぜか)自信たっぷりで勤務、そしてこてんぱんに泣かされました。本当の意味での英語力が足りていなかったんですね。
とはいえ、TOEICは英語学習者の実力の指標になることは事実です。
逆のことは言えるわけでして。つまり、英語能力がある人はTOEICでも点が取れる。
私がいいたかったのは、TOEICはあくまでも指標なので、バランスよく英語学習したうえでTOEICをレベルチェックの1つとする、というのがよいのではないか、ということです。バランスよく勉強して本当の意味での英語力がつくのが一番ですよね。私も精進します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
コメントを残す